どこに相談したらいいのか?
昨日デイケアにきてくださったママは
パート先の産婦人科で
乳腺炎の症状で来られたママでした。
おっぱいマッサージをしながら
授乳の回数や生活のことをくわしくお伺いしていると
・乳首が短めなので赤ちゃんが直接吸えない
・吸えないので搾乳しようとするが疲れてしまい
あまり搾乳ができていない
・ミルクをどれだけたしていいか分からない
・家事もしなきゃと昼間はずっと動いている
乳腺炎になる原因がたくさんありました。
まずは赤ちゃんが直接吸えるようになること、
産後の生活の中で1番大切な休養をとりいれること、
を話しました。
私はふだん助産院にいるので
いつでも相談してくださいね、とお伝えすると
すぐにでも行きたいです!!
とおっしゃってくれました。
たまたま昨日が予約変更あり1日あいたな、と思ったところだったので
デイケアに来てくれました。
赤ちゃんは本当に賢くて
少しお手伝いしただけで
ママの乳首を直接吸うことができました。
直接何度も吸ってくれれば
おっぱいはいつもフワフワ、
乳首もやわらかく飲みやすい状態をキープできます。
お昼を食べたら昼寝をする練習よ!!
と、伝えた後は
寝息が聞こえてきました。
30分ほどお昼寝しただけでも
「こんなに頭がスッキリするんですね、、」と
おっしゃってました。
寝不足は思考もマイナスになります。
産後は赤ちゃんの睡眠にママが合わせます。
まだ赤ちゃんは昼も夜もないです。
赤ちゃんが寝たときにママも寝ないといけません。
しばらくはその生活が続きますので
何でも自分でやらなきゃ!と
頑張りすぎると疲れてしまいます。
ママから
「乳腺炎になったとき、
授乳がうまくいかないけど母乳で頑張りたいとき、
どこに相談していいのかも分からなかった」
と言われました。
どこへ相談していいのか分からず
せっかく出ていた母乳も出なくなり
気づけば完全ミルクへ、、という方も多いです。
ミルクでも立派に育ちます。
ミルクが悪いわけではないです。
しかし大多数のママは
「できれば母乳で育てたい」と思っています。
母乳の分泌にはホルモンが大きく関わります。
産後すぐからどれだけ吸わせるか、刺激をするかが
とても大切なのです。
母乳で頑張りたいけどうまくいかない、
この授乳の方法であっているのか分からない、
おっぱいのトラブルのときに相談したい、
周りの方でそんなママがいらっしゃれば
佐賀にも助産院があるよ!
おっぱいの専門家に聞くといいよ!
と、できるだけ産後早く教えてあげてほしいです。
今日もたくさんのママが
おっぱいケアに来院されました。
断乳された方のおっぱいケア、
授乳の姿勢や赤ちゃんのことをみてほしいママ、
乳腺炎後のママ、、
いろんな理由がありますが
私が言えることはただひとつ。
餅は餅屋へと言うように、
おっぱいのことは助産師へ。
不安を解消して楽しく育児をしてほしいです。
みなさんが笑顔になってくださるのが
私の助産師としてのやりがいです。
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