助産師研修について
なかなか更新ができず12月になりました、
ご心配をおかけしました!
助産師さん向けの乳房ケア研修は
現在ほぼ毎週おこなっています。
ありがたいことにたくさんのお問合せが続いています。
乳房ケアに関心のある助産師さんが
これだけいらっしゃることは
私も心強く、ママたちにとっても嬉しいことです。
ありがとうございます。
今まで研修に来られた方々の
事前質問を画像にのせています。
助産師1年目の方々が研修に来られた日。
まず、1年目というのは
業務に慣れるのに必死で
私はおっぱいケアなんて眼中にありませんでした。
そんな1年目で研修に来てくださった
フレッシュな助産師さん、
まずはその意欲が本当に素晴らしいです!👏🏻
1年目ならではのご相談
病院での直母の説明、
入院中のマッサージの方法や
ラッチオン、ポジショニングのこと。
入院中のケアの質問が多かったです。
母乳育児が軌道に乗るのは
研修でお伝えした通り
産後8日までがとても重要です。
入院期間中にどれだけの支援ができたか
それがその方の今後の母乳育児に大きく関わります。
なので病院で働く助産師さんの関わりが
本当に大切なのです。
産後早期からよくある授乳の悩み。
なぜ早期に病的な乳房緊満が起きるのか?
なぜ早期にニップルを使わなければ吸えないのか?
なぜ赤ちゃんはかんしゃくを起こすのか?
なぜ乳頭亀裂がおきるのか?
なぜ母乳分泌過多がおこる?逆に分泌が増えない?
観察するポイントが分かれば
助産師ができることはマッサージ以外にたくさんあります。
マッサージが全てではないです。
陣痛よりも痛かったといわれるほど
トラウマになる強いおっぱいマッサージは根拠がありません。
痛みはオキシトシンというホルモンを抑えます。
オキシトシンはどんな作用がありましたか?
思い出してくださいね。
観察し、原因を探し、ケアや指導をする。
トラブルが起きないように知識を持って産褥早期から関わる。
昔からこうしてるから、
うちの病院はこれが基本だから、
に、根拠はありますか?
1年目だからこそ疑問に思えること、
なぜ、どうしてこれをするのか?を
これからも忘れずに頑張ってくださいね!
退院したあと、その後を見守る
地域で働く助産師さんたちも研修に来てくれました。
離乳食と母乳のこと
断乳や卒乳の支援
訪問の際、ママとのコミュニケーションのとり方
私も地域で開業したからこそ
そのお悩みもよく分かります。
コミュニケーションで大切なのは
伝えるよりもまずは聞くこと。
ママたちの想いをしっかり受け止めてあげてくださいね。
病院で長く働いている私よりもベテランの助産師さんたちも
研修に来てくれました。
長年の疑問も根拠がわかれば自分自身が納得でき、
それをママたちにきちんと説明ができます。
長年の経験ももちろん大切です。
しかし母乳育児支援も日々根拠が明確になり
参考書も年々改訂されています。
乳腺炎にならないために食事制限をする、
しこりのある部位を強くマッサージする、
白斑に針を刺す、無理にとる、
ママたちが辛い根拠のないケアは
いま精一杯頑張っているママたちを追い詰めているかもしれません。
私も日々勉強です、
共に知識をアップデートしていきましょう!
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今後の研修案内について
講義研修が一旦落ち着くのでまた募集をします。
講義研修は日時の設定は今後しません。
希望者と私の都合が合う日にします。
私は産婦人科に週2日パートへ行っているのと、
来年1月後半から2月いっぱい毎週木曜日の午前中は
看護学校の母性の授業にいくことになりました。
助産院での仕事の予約の都合もあります。
なんやかんや色々しているので
早めに複数日の希望を教えてください。
先であればあるほど予約の確保がしやすいです。
(現在であれば1月後半〜)
人数は1〜3名まで、
10〜16時の間で3時間です。
土日祝日も可能です。
料金は
3名でしたらおひとり10,000円
2名でしたらおひとり15,000円
1名でしたら30,000円になります。
人数が少なければ個人的に聞きたいことを
ピンポイントで質問できるので
料金を高めに設定させていただきます。
持ち物は筆記用具と
母乳育児支援スタンダード第二版の本です。
講義研修を受けた後に実技研修に入れます。
実技研修は当院に来られるママたちの
実際のおっぱいケアに入ってもらいます。
詳しくは講義研修の際にお伝えします。
病院で働く助産師さん
地域で見守る助産師さん
これから開業したい助産師さん
研修を受けた後は
みなさん
「早くおっぱいみたい〜〜!!!」と
目をキラキラさせて帰っていかれます。
私も、大阪のあいちょ助産院で研修を受けたあとは
入院中の産後のママの部屋を夜勤中に全部訪室して
ひたすらおっぱいをみてまわってました。
夜と朝とでおっぱいの状態を比較したりして
自分のケアが有効だったか振り返ったり。
根拠がわかると乳房ケアは楽しいです。
助産師のみなさまが
自信を持ってケアできますように。
それに救われるママたちがもっと増えますように。
研修ご希望の方はご連絡お待ちしてます!
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