母乳量を増やしたい
新年明けましておめでとうございます。
助産院へ年賀状を送ってくださった方々、ありがとうございました🙇♀️
今日から助産院も仕事始めです。
さっそく今日来てくださったママは
先月、産後2週間ごろに初めて来られました。
「なるべく母乳で頑張りたいが
乳首が痛いし、うまく吸わせられない…」
と、涙がポロポロ。
乳首も傷だらけでとても痛々しかったです。
授乳の姿勢を整えて、赤ちゃんの吸い方を練習し、
赤ちゃんはとっても上手に吸ってくれるようになったのですが
乳首の傷はなかなか完治せず。
母乳量を増やしたい時は頻回授乳をすすめます。
赤ちゃんが吸ってくれると母乳を出すホルモンが働き、
おっぱいの中が空っぽになればなるほど
母乳をつくろう!と頑張ってくれるからです。
しかし乳首が痛い時に頻回授乳は厳しいです。
ママにはまずは乳首を休ませることを最優先して
頻回授乳のかわりに
痛く無い程度に自分でしぼっておくようにお願いしました。
"痛み"は母乳を出すホルモン値を下げるので
痛みを我慢し続けることは良くないです。
頻回に直接吸わせることが難しいので
「これから母乳量が増えるのかすごく不安」と
今日もおっしゃっていましたが
母乳量を測定するとママもビックリ!
けっこう飲めてる〜☺️❗️と喜んでおられました。
母乳育児が全てではないけれど
母乳で育てたい、その思いに私も寄り添いたいです。
できれば痛くなく、つらくなく。
母乳育児がしんどかった、だけの思い出にならないように。
帰り際に
「母乳をよく出すには頻回授乳以外にどうしたらいいですか?!」
と、やる気スイッチが入ったママ。
しっかり食べて、授乳が終わったら寝る。
これに尽きると思います。
「朝ごはん、おかしを少し食べただけです…」
と、おっしゃっていました。
そんなママ多いと思います。
夜中も何度も起きているのでお腹が空いてるはずです。
低血糖になるとイライラしたり不安になります。
夜中も小腹が空いてたら授乳おわりに何かつまむといいです。
そしたら気持ちも楽になるかも。
食べたもので母乳は作られます。
睡眠をとることで母乳をつくるホルモンが働きます。
里帰りがおわって自宅に戻れば
家事をしなければ、育児もしなければ、
なんでもこなさないと!と頑張りすぎるママが多いです。
どこかで手を抜いてくださいね。
まずは自分の体を大事にしてください。
それから赤ちゃんのこと。
他のことは誰かに頼って任せてくださいね!
少子化まっしぐらの世の中ですが
今年も新しい命は生まれてきます。
妊娠、出産、育児のなかで
迷ったり、不安になことはご相談くださいね。
今年も元気にお待ちしてます!
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