粥は万能薬
先日1月7日は無病息災を願って七草粥をたべる日でしたね。
薬膳の勉強をしていたときから
「お粥は万能薬」と習ってきました。
昔からお粥を食べると
・顔色を良くして肌艶アップ
・胃腸の働きを良くする
・便通を良くする
・力が出てきて寿命をのばす
と、いわれています。
お粥は風邪のときに食べるものという
イメージがありますが
日常的に食べてもいいんです。
薬膳の本場中国や台湾、香港に旅行へ行ったときに
ホテルの朝食ビュッフェでは必ずお粥がありました。
ザーサイやナッツなどお粥のお供も豊富でした。
毎朝そのお粥が楽しみでした。
特に一日の始まり、朝食にお粥が良いです。
起きたばかりで動き出して間もない胃腸にはぴったり。
お粥だとすぐお腹が空くのですが
お腹をグーグーと鳴らす時間もとても大事です。
グーグーと鳴っている時に
腸内は不要なものを押し出そうと働いています。
お腹が鳴る前に時間がきたから、と
次の食事をすると胃腸の負担になります。
みなさんお腹はグーグー鳴りますか?
いつも食べすぎてるなぁという方は
ぜひお粥を試してみてくださいね。
お粥の話をすると
「雑炊とかお茶漬けでもいいですか?」と
よく聞かれます。
お粥は米を炊く時からやわらかさが違います。
普通に炊いたご飯をお茶漬けなどでふやかしても
それはお粥と違うものなんです。
むしろお茶漬け等はサラサラと噛まずに食べてしまえるので
消化に時間がかかり胃腸の負担になっていることも。
中国ではお粥は「食べる」ではなく「飲む」といわれるそうです。
飲んでも胃腸に負担が少ないということです。
お粥を食べて体調良くお過ごしくださいね。
ふだんお粥を食べることがない夫に七草粥をだすと
「お粥ってこんなに美味しいんだ!?」と
次々とおかわりしていました。
食べすぎたら意味ないねーん!と思いながらも
正月から美味しいものばかり食べて
胃腸が疲れてたからよけい美味しかったんだろうなぁと。
離乳食を作っている方も多めにお粥を炊いて
ぜひ自分でも食べてみてくださいね。
私も多めに作って息子と食べています🍚おいしい!
0コメント