赤ちゃんの発達について
【赤ちゃんの発達について】
生まれてきた赤ちゃんは成長と共に
どんどん発達していきます。
首が座る、
寝返り、
ハイハイ・お座り(どちらが先でもOK)、
つかまり立ち、
立つ・歩く。
母子手帳にも
だいたいこの月齢でこの発達がみられる、と
記載されています。
遅い・早いの個人差はもちろんあります。
月齢の目安はあくまで目安なので心配しなくても大丈夫。
発達は順番通り習得できれば問題はないのです。
何かをとばして次の発達を習得してしまった場合
例えば…
・首が座る前に寝返りした
・ハイハイせず歩き出した など。
これは少し心配です。
発達の過程にはそれぞれ意味があり、
その動きを習得しないと次の発達へ影響があることも。
私の息子は順調に発達していましたが、
ハイハイはするけれどなかなかお座りせず。
お座りしても写真(8ヶ月の頃)のように
上半身が倒れ込んでしまう形に。
そのうち、お座りをきちんと習得する前に
つかまり立ちをはじめました。
通常はつかまり立ちの前に
お座りとハイハイを習得します。
発達の順序が違うので早めにみてもらおう!と、
助産院を開業した当初から
「発達のことは藤井先生」と
ママたちにすすめていて、評判も良かったので
藤井先生のところへ息子を連れて行きました。
いくつかの原始反射の残存と、体幹が弱いことを見つけてもらい
教えてもらったマッサージと遊びで
息子はみるみるお座りの姿勢が良くなりました。
正しいお座りは両足を前に出し、坐骨で重心をとるので
背中が地面にたいしてまっすぐになります。
写真(9ヶ月の頃)
体幹が安定したので、お座りでおもちゃを手に持ち
遊ぶ時間も増えてきました。
近年、発達の凸凹をもつお子さまが増えています。
赤ちゃんのときの発達がその後に影響するともいわれています。
私は助産師なので
発達のことを勉強し、藤井先生に習ったこともあり、
その重要性を理解しています。
おっぱいケアなどで赤ちゃんを連れてこられたときに
体重や全身状態もみますが
発達は順調か?その動作は正しいか?も
いつもさりげなくチェックしています。
心配だな、と思う赤ちゃんであれば
藤井先生を紹介したり、
発達を促すようなマッサージをお伝えしています。
しかし、一般のママたちが、
赤ちゃんの発達のことを学ぶ機会はほとんどなく、
「これで大丈夫なのかな?」と思いながらも
どこで相談すればいいのか分からず
そのままにしているのが現状です。
小児科などの健診でも
「様子をみましょう」と言われることがほとんど。
例えば…
・寝返りをどちらか一方しかしない
・寝返りするときに反り返っている
・ハイハイを片足だけでしている
・ズリバイからすすまない
・ハイハイが前ではなく後ろにすすむ
・お座りのままお尻で移動する(シャフリング)
・背ばいをする など
助産院でよく聞かれます。
赤ちゃんの1日は大人の数年分といわれるほど
急激に成長や発達をする貴重な毎日です。
少しの介入で、赤ちゃんはみるみる変化していきます。
赤ちゃんの発達について
6月に助産院で藤井先生にお話してもらうことになりました。
またご案内します!
0コメント