いのちの教室
本日は幼児向けの、いのちの教室でした。
コロナのこともあり、消毒、手洗い
マスク着用、換気しながら
個別の対応とさせて頂きました。
時間をずらして来てくださった方々、
このような中、ありがとうございました。
教室で読む絵本に
おちんちんの絵本があります。
男の子と女の子の違い
どうやったら赤ちゃんができるのか
どうやって赤ちゃんは生まれてくるのか
プライベートゾーンのことについて書かれています。
プライベートゾーンというと
知らない方も多いと思いますが
口と水着で隠れるところは
プライベートゾーンと呼ばれます。
ここは自分だけの大切な場所です。
他の人に見せたり、触らせるところではありません。
保育園でおちんちんやおしりを丸出しにして
他の子に見せている
これもしっかりとプライベートゾーンのことを
教えていただく習慣があれば
防げることですね。
保護者の方も、お風呂で洗う時は
「失礼します」と声をかけて洗ってください。
自分で洗えるようになれたら
自分で洗うようにさせてください。
洗い方は
男の子はおちんちんの皮をむくこと。
女の子はヒダの間まで前から後ろに洗うこと。
これも模型を使ってお伝えします。
プライベートゾーンはいのちをつなぐ場所です
大切に清潔にしてほしい場所です。
性教育は3歳からといわれています。
今日はご家族で来てくださった方が
いらっしゃったのですが
パパから
「幼児に性教育は早すぎるのでは」と
ご質問がありました。
性教育というと性交や避妊という
イメージが強いからだと思いますが
3歳でそんな話はしません。
性教育は自分の心も体も、
そしてまわりの人のことも大切にする、が
本来の性教育なんです。
3歳ごろから、あなたは大事な存在だよ、
かけがえのないいのちだよ、と
伝えてあげること。
これが性教育です。
なのでプライベートゾーンはその第一歩。
自分のからだは自分で洗う。
他の人に見せたり触らせてはいけない。
自分のからだや心は大事なんだと
自己肯定感を高めてあげることです。
今日いらっしゃった男の子のママから
お子様がネットで
"女の人の体"と検索していて
びっくりして怒ってしまった、と
おっしゃってました。
幼児のうちはきっと
自分の体と女の人の体は
なにが違うんだろう?くらいの
疑問だったと思うんです。
そんなこと知らなくていいの!と
慌てたり
ごまかしたり
怒ってしまいそうになりますが
「どうして知りたいと思ったの?」と、
一度聞いてみるといいと思います。
お子様が知りたいことは性教育関係の絵本を
一緒に見ながら
男女のからだの違いを話してあげるといいですね。
これは小学校高学年になると
なかなか難しいです。
お互い恥ずかしさがでてきますので。
幼児のうちから正しい知識をもちましょう。
私たち世代がきちんと性教育を
受けていないので
お子様からのいきなりの質問に
何と答えたらいいのか?
どう反応したらいいのか?が
分からないと思います。
一緒に考えましょう。
恥ずかしがっているのは私たちだけです。
そして、学校の性教育は遅れています。
知ると興味がわくから教えなくていい。
そのうち知るから今は必要ない。
という考え方の先生や教育委員会。
例えば中学生で正しいコンドームのつけかたは
教えなくていい。など。
では、それは、いつ誰が教えてくれますか?
今はネット社会です。
検索すれば簡単にアダルト動画や
うその性情報にあふれています。
中学生で妊娠された方もみてきました。
誰にも相談できなくて、
法律で中絶できる週数が過ぎてしまい出産した方も。
お子様を守れるのは、学校の保健体育ではない。
保護者の方です。
長くなるので続きはまた明日投稿します。
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