腹帯
マタニティアロマセラピーに久しぶりに来てくださったYさん。
お腹もまたいちだんと大きくなられていました。
予約の際に
「腹帯の巻き方を教えてください!」と
おっしゃっていたので
施術後に一緒にまきまき。
さらしタイプはトイレットペーパーのように
さらしを巻いてからのほうがつけやすいです。
そもそも腹帯はなぜつけるのか?
昔から妊娠5ヶ月ごろの戌の日(いぬのひ)に、
つけると安産といわれていました。
昔はお産で命を落とすことも多く
犬は多産で安産だったことから
それにあやかって、
戌の日には腹帯をし、安産祈願をされていました。
お腹を支えることで
腰痛やお腹の重みをカバーでき
冷え予防に効果的です。
さらしタイプはつけるのが難しく
長細いので洗濯は大変ですが
綿なのでかぶれにくく、
肌が弱い方にはおすすめです。
しかし、健診のときには
着脱に時間がかかるので
腹巻きタイプの腹帯がいいと思います。
薄手で着脱しやすい
腹巻きタイプやパンツと一体型のもの
いろいろ販売されています。
私は夏場でも
お腹を冷やさないように
腹巻きの着用はすすめています。
冷えによる子宮収縮から切迫早産の予防。
赤ちゃんが子宮の中で居心地よく育ちますように。
さらしを一緒にまいたのは
もう何年ぶりでしょうか。
昔は妊娠初期の母親学級で
さらしの巻き方をみなさんと一緒に
していたのですが。
需要が減りその時間が無くなりました。
妊娠中のかた、
ご家庭にさらしがあるかた、
妊娠中にしかできない腹帯を
ぜひ活用されてください。
そしてYさんのお悩み。
妊娠中の体重増加、運動不足、
入院グッズ、赤ちゃんグッズ、
何買ったらいいの?!
ネットではこう書いてるけど
病院ではこう言われている。
いろんな不安が出てきます。
ゆっくりお話できるのも楽しい時間です。
今までの助産師経験をいかして
最大限のサポートができたらと思います。
楽しい妊娠期間でありますように。
満足できる出産でありますように。
そしてその後の育児も見守れますように。
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