中学校へ

今日は中学校へ性教育にいきました。
中学三年生180名、体育館で1時間お話ししました。

大阪では毎年いろんな学校へ行ってましたが
佐賀へ帰ってきて中学校へいくのは初めてで、
とても楽しみにしていました。

礼儀正しく、しっかりお話を聞いてくれました。

今日のテーマは正しい男女交際について
今は男女だけではありません。
LGBTの人も一定数いらっしゃるので
女の人同士で付き合うことも
男の人同士で付き合うこともありえます。

デートDVについて
暴力とは殴る、けるの身体的なものだけでなく
精神的な暴力
経済的な暴力
性的な暴力もあるということ。

彼のことが好きだから
嫌われたくないからと
セックスしてしまいますか?

セックスするということは妊娠の可能性があります。

今妊娠したら、どうする?
女の子は、産む?産まない?
男の子は、産んでもらう?中絶してもらう?

今日の生徒さんたちの
意見は半々の印象でした。

子どもを産むということがどういうことか。
若年出産はハイリスクです。
産んでもお金はどうするの?誰が育児するの?

中絶するには法律で決められた週数があること。
その週数が過ぎれば産まなければいけないこと。

知ってもらう機会になったと思います。

私が一番に伝えたいこと。
みなさんのお母さんは命がけで
みなさんを産んだこと。
無事に産まれるのは当たり前ではなく
奇跡であること。

今は思春期で
体や心の変化が激しくて
自分や他の人のことを大切にできない人も
いるかもしれません。

でもみなさんには必ずいいところがあります。
自己肯定感を高めれば
自分のことが好きになれば
他の人にも優しくできるのです。

大切ないのち。
大切な自分のからだ、こころ。
それは他の人もおなじです。

自殺、いじめ、そんなニュースが連日流れています。

生徒のみなさんに
何か響くものがあるといいなと思います。
感想文を楽しみに待ちたいと思います。

終了後、教頭先生と養護教諭の先生と
お話ししました。

今は中学生でも
ほぼみなさん、自分のスマホやタブレットを持っています。
文科省は防犯のため
学校への持ち込みを許可しているそうです。

学校にいるときにもスマホ。
スマホは確かに便利ですが
誰が書いてるのか分からないような
いろんな情報に溢れています。
私たちが中学生のときとは
情報の量が違いすぎます。

正しい情報を得るためには
ご家庭でも伝えてほしいです。
ウソの情報と正しい情報。

間違った避妊法や性の情報の渦に巻き込まれませんように。

性教育は3歳から。
幼児のうちからはじめることで
お子様も保護者の方も
気恥ずかしさなく性教育をすすめることができます。

今月はいのちの教室を開催しますのでご案内します。

7月23日 10時〜
3〜6歳幼児向け
プライベートゾーンとは
性器の洗い方
お子様の困った言動の対処法
例)性器いじり、
赤ちゃんはどこから生まれてくるの?に
どう答えれば良いのか


7月23日 13時〜
小学校低学年向け
いのちの誕生
出産のDVD鑑賞
いのちがあるもの、ないものの線引き
みんなのいのちはたった1つしかない
無くなったらもう復活しない、大切ないのち



7月24日 10時〜
小学校高学年向け
第二次性徴について
生理、射精の対処法 なぜ起こるのか?
それはいのちの誕生につながっている
出産のDVD鑑賞


7月24日 13時〜
中学生のお子様がいる保護者向けクラス
(保護者の方のみ)
思春期の関わり方
近すぎず遠すぎずの関係でいるためには
現代の中学生をとりまく環境
学校での性教育とご家庭でできる性教育

いのちの教室が
ご家庭の性教育の一歩となればと思います。
次回開催は未定です。

定員 各4組 予約制 先着順です
料金 1500円

部屋の広さに限りがありますので
極力、対象年齢のお子様と保護者の方2名での
ご参加をお願いします。
2名以上になるようでしたら必ずご連絡ください。



しお助産院

【営業時間】 平日 10:00〜14:00(最終受付13時) 完全予約制です。 産後デイケアは随時受け付けております。

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