体も心もまるっとデイケア

先日デイケアをご利用くださったママ。

何度も乳腺炎を繰り返し
病院にいってマッサージを受けても
一向に治る気配がないから一度みてほしい、と
おっぱいケアで来院されました。

乳腺炎=痛いマッサージ
ではないことをまず覚えていてほしいです。

炎症をおこした部位を
ぐいぐいマッサージしたところで
治りません。
例えばケガして赤く腫れたところを
ひたすらマッサージして治りますか?
痛いだけで炎症を悪化させます。

炎症がおきて腫脹した組織が
他の元気な乳腺の圧迫すると
全体的にカチコチになり赤ちゃんも吸いにくいため
まずは元気な乳腺からうっ滞している乳汁をしっかり出して
循環を良くします。
あとは赤ちゃんが上手に吸ってくれれば
つまることはありません。
赤ちゃんが吸いやすいおっぱいになるように
マッサージすること、が目的です。
そのため炎症の部位は極力私は触りません。

マッサージが痛くなくて、スッキリして良かった〜と
ママたちはおっしゃいますが

大事なのは
「なぜ乳腺炎がおきたか?」です。

授乳間隔があいた、
赤ちゃんの飲み方、飲ませ方が適切ではなかった、
ママの体調や疲れ、免疫力、
サポートがあるのか、ないのかなど

いろんな話をお聞きしながら
どうしたら繰り返さないか、
一緒に考えることが大事なのです。

38℃を超える熱が一気に出て
フラフラになりながら病院や助産院を
行き来するのは大変疲れます。

原因を考えて繰り返さないようにする。
これが大事なのです。

炎症を治すのは自分の力です。
疲れて免疫力が下がっていればなかなか治りません。

「聞きたいこともたくさんあるし、
疲れているからデイケアにいきたいです!」
と言ってくださって
おっぱいケアから数日後にデイケアへ来られました。

授乳の仕方も確認して
肩に力が入らないようにポジショニングを整えて。
それだけで、いつも痛かった乳首が
赤ちゃんが吸っても
「痛くない…🥲!」と言われていたママ。
痛いのを我慢して吸わせていても
乳首の先だけ吸っていて
しっかり母乳を飲めていないことがあります。
それがうっ滞してつまり、しこりや乳腺炎になるのです。
授乳の姿勢はとても大切なポイントですよ。

沐浴も自信がないとおっしゃっていました。
私が横で見守りながら沐浴していただきました。
乳児湿疹が出てきていたので
顔を泡で洗う方法もお伝えし。
沐浴もちょっとしたコツで安定してできるのです。

乳腺炎を繰り返して食欲がない、と
言われていたのでお昼ご飯は
あっさりお粥にしました。

もち米、黒米、黒豆、なつめ、クコの実、
竜眼肉、黒糖が入った八宝粥。

気血を補います。

食欲がなかったのに
お粥なら食べれそう!と
お茶碗2膳分ぺろりと完食されました。

中国では朝はお粥を食べます。
お粥は何よりも薬になると言われています。
胃の負担を減らし元気にしてくれます。
風邪をひいたときだけではなく
日常で食べるのにいいんですよ。

授乳の練習をして、
沐浴も練習して、
お腹いっぱいごはんを食べて
お昼寝したあとのママの顔のスッキリ感!!

もう辛い乳腺炎を繰り返さないように
私も全力でサポートしていきます😊

「おっぱいだけでなく気持ちの面でも楽になりました!」
とデイケア後にママから連絡をいただきました。

心も体もまるっとデイケアぜひご利用くださいね。


聞きたいことがたくさんあるママ、
悩みはないけど話を聞いて欲しいママ、
とにかく寝て休みたい、おいしいものを食べたいママ、
いろんな理由でデイケアに来られます。

丸一日、安心して過ごしてくださいね😊
ごはんもリクエストがあれば
(肉をがっつり食べたい〜!など)
それに合わせて作りますので
ご予約の際に教えてくださいね。

おっぱいケアは50分ですが随時予約を受け付けています。
来院、訪問どちらでも大丈夫です。
おっぱいのこともママの体も心のことも
しお助産院をどうぞご利用くださいね。





しお助産院

【営業時間】 平日 10:00〜14:00(最終受付13時) 完全予約制です。 産後デイケアは随時受け付けております。

0コメント

  • 1000 / 1000