なみだのデイケア
今日は福岡から
はるばる１時間もかけて来てくださいました。
ママとお会いしたのは
以前、妊活セラピストの副島さんと
妊娠しやすいからだづくりセミナーを
合同開催したときに知り合いました。
妊活、本当によく頑張っていらっしゃって。
当院の薬膳茶クラスも受講していただきました。
それから無事に妊娠され、出産し。
「妊活中は
楽しい子育てを思い描いていたけれど
産後がこんなに大変だと思わなかった」
と、助産院へ来られて涙。
妊娠できたらゴールではない。
産んだらゴールではない。
そこからがスタートなのです。
"一般的にはこの月齢だと授乳のペースはこれくらい"
"一般的にはこの月齢だと朝寝、昼寝はこれくらい"
"一般的にはこの月齢はこんな遊びをしないといけない"
一般的には、って、基準としては大事なことですが。
赤ちゃんみんな体型も性格もそれぞれ違うのです。
時間がどうであれ、ちゃんと
おっぱいやミルクを飲んでくれてて
１日の中でどこかでまとめて寝てくれてて
機嫌良く過ごす時間がときどきあって。
体重もその子なりに増えてるんだったら
"一般的には"に
とらわれてしまう必要はないです。
今日の赤ちゃんだって
"一般的には"に外れる部分もあるけれど
ちゃんと成長、発達しています。
大丈夫です。立派です。
「生まれてすぐは必死すぎて
赤ちゃんをかわいいと思うことがなかった。
もっと力を抜いていいんだと思えたら
おっぱいを飲んでる姿がとてもかわいく思えた」
と言っていたママ。
話しながら涙がぽろり。
お昼ごはんをみて
「いつもチキンラーメンとか食べてたから
誰かが作ってくれたごはんが嬉しい。
赤ちゃんがすぐ動くからテーブルじゃなくて
アイロン台にご飯をのせて食べていた」
とまた涙がぽろり。
「私、ここまでがんばったなぁ」
と、おっしゃっていました。
本当によく頑張りましたね。
周りの人と比べなくていいです。
自分の頑張りをまずは認めてあげてくださいね。
涙のママとはうらはらに
キャーキャーと楽しそうに笑っていたK君。
むちむちおててが可愛いK君。
大きくなったらママに伝えてね。
大事に育ててくれてありがとう！
今はK君のかわりに私が言いたいと思います。
大事に育ててくださって、ありがとうございます。
泣きたい時、辛い時、誰かに話を聞いて欲しい時、
思い出してくださいね。
私はいつでもお待ちしてます。
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