妊娠中の食事や生活について

今回はゴロゴロ、パクパク、ビクビク、の
「パクパク」のところを話したいと思います。

妊娠中によくあるご相談
「体重増加がとまらない!」
私もまさしく、そうでした。
つわりが終わってご飯がおいしい!!
気づけばつわり後の1ヶ月で4kgも増えてました。
体重計が壊れたんじゃないかと目を疑いました😅
健診のときに医師からは
「いつも産婦さんに指導する側だよね?😒」とチクリ…

体重増加が著しいと妊娠高血圧症などの病気になることがあるので
気をつけなければいけません。
出産のときも産道に脂肪がつくので
赤ちゃんが通りにくく、お産に時間がかかります。

今は基準が少しゆるくなったので
やせ型の人は12〜15kg
普通体型であれば10〜13kgの増加はOKです。
(BMIで変わるので調べてみてください)

夕食は早めの時間で控えめに、間食は適度に、
タンパク質はしっかりとって
炭水化物はほどほどに、を意識して。

毎日体重計にのって調整しながら
なんとか範囲内でとどめることができました。

増えすぎるのもNGですが
増えなさすぎも問題になっています。

妊娠中に過度な食事制限をして
体重がほとんど増えないモデル体型のような妊婦さんもいます。
赤ちゃんに栄養が届けられず低出生体重児になったり
赤ちゃんが将来生活習慣病になるリスクがあります。

体重は、適度に増やしましょう!

そして
食事というのは生きる上での楽しみの一つでもあります。

何を食べている時に幸せですか?
誰と食べている時に楽しいですか?
楽しい気持ちはお腹の赤ちゃんにも伝わります。

もし楽しく食べすぎたら次の日に調整でいいです。
自分の体は自分で管理しましょう。
自分の体のことはお医者さんや助産師ではなく
自分が1番分かっています。


そして妊娠中は
安産のために冷え予防!!
これは安産クラスのときも必ずお話します。

まずは足首をさわってみてください。
手よりも足が冷たい方は足が冷えています。

下半身の血液は子宮のそばを通り心臓にもどります。
冷たい血液が子宮を冷やしてしまいます。

そして内くるぶしの近くには三陰交のツボがあります。
三陰交は女性のツボ、安産のツボといわれています。
ツボ付近を温めることで子宮の環境が良くなります。

足が冷えてる人は夏でも長めの靴下を必ずはきましょう。
素足にサンダルではく靴下はいてスニーカー。
妊娠中ではなく生理痛がひどい人もおすすめ。

といっても妊娠中は体温が上がり暑いです。
それでも冷えのぼせといって
上半身は暑いのですが下半身は冷えてる方が多いです。
上半身は薄着でOK!
下半身は素肌をさらさないことを意識してください。

妊娠中に足が浮腫む、こむらがえりするという方も
だいたい足が冷えて循環が悪くなっています。
着圧ソックスもいいのですが
冷えてるところに圧をかけても流れません。
まずは靴下やレッグウォーマーで
温めることをおすすめします。

お産のときにも
下半身が冷えてる人は陣痛が弱くなることがあります。
陣痛中に靴下をはいてもらったり
足湯したりとこちらもケアはするのですが
一時的に温めてもすぐに冷えてしまいます。
妊娠中から意識して温めておいてください。

また下半身が温かいと
会陰の伸びも良くなるので
赤ちゃんが通ってきやすく傷が少なくすむことも。

まずは足を触ってみてください。
できたら会陰も触ってみてください。

冷えが気になる人は
・シャワー浴ではなく入浴すること
・体を冷やす食材をさけること
・体を動かして巡らせること などなど

お産にむけて冷え知らずの体をつくりましょう!









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