テレビ放送されました

サガテレビの情報番組カチカチライブで
「産後うつ」をテーマに
テレビ局の方が当院へ取材に来られました。

実際に助産院で出会うママの中にも
「これは産後うつになりかけてるな…」と
思う方が多くいらっしゃいます。

産後に疲れたとき、
何が正解か分からなくなったとき、
話を聞いて欲しいとき、
そんなときはぜひ
地域の助産院に寄ってみてください。

「そのまんまでじゅうぶんだよ!」
「よく頑張ってるね!」
と言ってもらえたら
どんなに心が軽くなるか。

私の息子は一歳ごろまで
夜中も2時間おきに起きる子でした。

夜中に起きるときは日中に太陽の光を
浴びたらいいと教わったので
眠たくて、体が重くて、疲れ果てた体で
散歩がてら息子を抱っこして寄ったコンビニで、
店員さんが
「お母さん、育児おつかれさま!」と
言ってくれました。

コンビニを出た瞬間、涙が止まりませんでした。

私は助産師だけど
新米お母さん。
教科書上のことは理解してるけど
実際の子育ては思い通りにいかない。

そこで助産師というプライドもあって
他の人に頼れず、
弱音を吐けず、
仕事して育児して家事をして。

小さな命を24時間365日守らないといけない
プレッシャーに加えて、
慢性的な寝不足で、体がついていかない。
体がついていかないと、心も追いつかない。

泣いてる自分に気付かされたんです。
「私、誰かに認めてもらいたかったんだな」
「おつかれさまって一言が欲しかったんだな」

泣きながら歩いて帰る途中
息子はきょとんとした顔で私を見つめていました。

自分が欲しくて産んだ子どもなのに
毎日が必死すぎて
きっと疲れた顔でしか息子を見れてない。
余裕がない日々でした。

あのとき、誰かに
「息子をみておいてほしい」
「夜中少しでも長く寝たい」
「しんどい、助けて!」
と、言えたら。

誰かに頼って甘えることができていたら。

元気で優しいお母さんになれてたんじゃないかと
今更ながら後悔しています。
0歳の赤ちゃん時代の息子には
もう会えないのに。

助産師ですら、こんな育児でした。

だからこそみなさんに伝えたいんです。
誰かに頼って甘えることは
悪いことではありません。

まずはママ自身の体と心の健康が第一です。

どうかいろんな人に頼ってくださいね。

助産院でお待ちしてます!
ひとりで抱え込まないでくださいね。


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「テレビ見ましたよーー!」
と、たくさんの方からご連絡いただきました。
ありがとうございました。

「しおさんにつられて泣いちゃいました」と
連絡をくださった方も多数…😂
撮影のときは、なんだか感極まってしまいました。

これをきっかけに
助産院というところがどんなケアをしているか、
そして行政からの補助を検討していただきたい。

産後ケアを気軽に利用できる方が、増えていくと嬉しいです。






しお助産院

【営業時間】 平日 10:00〜14:00(最終受付13時) 完全予約制です。 産後デイケアは随時受け付けております。 【イベントお知らせ】 6月24日 10:00〜お茶会 🈵

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